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一般には、「癒し」と訳されるヒーリング。
世の中には、さまざまな名前のヒーリング方法がありますが、基本的には、それぞれ一連の手順で、こころとからだの調和がとれた元気な状態に戻していくことを指しています。それは、人だけではなく、食べ物、植物、動物、持ち物などにも行なうことができる優れものです。
ヒーリングと聞くと、特別なことのように感じられますが、本来は誰もができるもの。
心のこもった「ありがとう」を伝えてもらい、心が明るくなったなどという経験はありませんか？
言葉だったり、雰囲気だったり、形に見えない何かが伝わって起こる心地の良い変化、本来は、それこそがヒーリングなのだと私は感じています。
アトリエルッコラでは、日本発祥の「レイキヒーリング」という方法をメインにお伝えしていますが、ハワイに伝わる「ホ・オポノポノ」や「祈りの力」など、ヒーリングの本質についても学んでもらっています。特に、レイキヒーリングは、特殊な能力を持った人だけが行えるものではなく、レイキティチャーと呼ばれる人から、エネルギーの回路を開いてもらいさえすれば、本来持っていた癒しの力がパワーアップして、誰でも行えるようになります。鍛練や意識の集中を必要とせず、手を触れたり、手をかざしたりするだけでヒーリングができる、とても簡単なものなのです。
宇宙のエネルギーとつながって行なう「レイキヒーリング」は、自然治癒力を高めたり、こころを穏やかにしたり、自分の内側の声に従ってものごとを見る目を養ったり、こころとからだのバランスを整えることを助けてくれます。ありのままの自分で大丈夫という感覚が自然と芽生え、すべてつながっているという絶対的な安心感を得られるものでもあります。
また、アトリエルッコラでは、ヒーリングを「信頼する力」「愛する力」「感謝する力」と捉えています。そのどれもが頭で考えて養える力ではありません。自らの存在をありのまま認め、クリアでニュートラルな状態になったとき、自分の内側から自然と溢れ出てくる無限の力です。ヒーリングは、そういった無限の力を沸き起こらせてくれるひとつのツールともなり得るものです。
ここでいう「信頼」とは、自分自身への信頼、目の前の人への信頼、いま起こっている出来事（宇宙）への信頼の3つを合わせたもの。その結果、育ってゆくのが、自分自身を愛する力、大切な人を愛する力、人生を愛する力、日常を愛する力、ハプニングさえも愛する力、身のまわりの物を愛する力です。自分を信頼し、大好きになり、愛する力が大きくなったとき、人生はさらに楽しく豊かなものになってゆくのではないでしょうか。その中で、大いなる力に「生かされている」感謝が自然と湧いてくるのではないでしょうか。ヒーリングは、そういった人智を超える自然の偉大さを身近に感じさせてくれるものでもあります。
さらに、ヒーリングは、「気の呼吸」を整えてもくれます。これが冒頭で書いた、「こころとからだの調和がとれた元気な状態」のことです。私たちは、呼吸するのと同じように、身体全身の「ツボ」で呼吸をしています。これをスクールでは、「気の呼吸」と呼んでいますが、この流れが自然になればなるほど、健康に近づき、才能が発揮されていきます。
ヒーリングを学ぶことは、自分や家族のからだやこころを自然のリズムに戻すのを助けてくれることでもあります。自然のリズムに近づき、心地よく生きることは、自分の才能や能力を最大限発揮して生き生きと生きることにもつながります。また、自分や大切な人が、窮地に陥り、何もできないときにも、ヒーリングは静かにこころとからだに届いていきます。
そして、不思議なことに、ヒーリングで不必要な感覚や感情を流すと、感動と喜びの力が高まり、自然と自分を好きになっていったり、状況が好転していったりすることがあるのです。体験した人にしかわからない、そのような素晴らしい可能性を秘めているのが、ヒーリングの力なのです。
